2.欠乏感

 

201631日ウェブキャストより。

 

 

デビッドからの質問をメアリーが読む:私はいつも財政的に困っています。豊かさを得られずに欠乏感に苦しんでいます。

 

 

 

レナード:この欠けているという感覚、圧倒的な欠乏感。この手の質問は答えるのが難しいのです。なぜなら、別の次元の法則を適用するからです。

 

 

 

あなたが、うんと深いレベルで存在しているなら、神があなたに「愛されし者よ、何かほしいものはあるかい?」と尋ねたら、あなたはこう答えるでしょう。

 

「十分満たされています。何もほしいものはありません」。

 

 

 

しかし、この世界の次元では、スーパーで買い物をしたり、家賃を払ったりして、生活を営む責任が生じてきます。その点において、イエスの言葉が参考になります。

 

「明日のことを思い煩うな。明日のことは明日自身が面倒を見る」。

 

今日の必要にフォーカスして、明日のことを思い煩わない。これは良いスタート地点です。特に財政的問題は、あなたを今の瞬間から離れたどんどん遠いところへ連れ去ります。

 

 

 

今の瞬間に集中しましょう。お腹がすいているなら、一片のパンを求めなさい。そうしたけりゃ、ピーナッツバターを塗ってもいいですよ。

 

 

 

財政や豊かさの問題は、すぐにあなたをストーリーに巻き込みます。あなたは将来を案じて心配に捕らわれます。そのときに起きていることは、あなたが過去を未来に投影しているのです。何を投影しているかというと、子ども時代に母親から植え付けられた十分でないというプログラミング。その痛みと恐れを将来に投影しています。

 

過去の欠乏を投影すればするほど、この欠乏感というプログラミングによる、限定された信念が作用し、その結果を受け取ることになります。

 

 

 

プレゼンスの状態になって、この瞬間の豊かさに気付いてごらんなさい。実に豊かですよ。音が聞こえますか。空気があります。花があり、壁が、天井があります。クリネックスティシューもありますよ。この瞬間に欠けているものはありません。

 

 

 

デビッド、常にここにある豊かさに気付き始めると、あなたが時間の世界に参加するとき、豊かさ、愛、受容、思いやり、明晰さが人生に流れ始めます。なぜなら、それがあなただから。それはあなたが行うことではないし、アファメーションすることでもありません。あなたがプレゼンスにあるとき、あなたは豊かさそのものです。歩く奇跡です。あなたに必要なことは、それを認識することです。

 

 

 

欠乏感があるなら、十分でないという意識と共に育てられたなら、それを手放すために意識に上らせる必要があります。取り除こうとするのではなく、意識に上らせるのです。

 

 

 

過去から未来に投影する欠乏感はどこから来たのだろうと、自問してください。

 

もし、あなたの欠乏感がどこから来ているのかわからないなら、一度だけ神に聞きなさい。「神様・・・・・・」(と言いかけて)私はこれをあなたの頭に向かって言うのではなく、あなたの存在の中心に向かって言います。あなたの内なる静寂のハートに向かって言います。あなたの外側にではありません。

 

「神様、この欠乏感はどこから来ますか?」

 

そうしたら待ちなさい。答えが泡のように上がってきます。約束します。質問すればすぐに答えは出てくる。

 

まずはプレゼンスの状態になる。

 

次に、あなたの謙虚さから、感謝の心から、愛から質問してください。

 

信仰心も信頼も必要ありません。あなたのプレゼンスで十分です。

 

 

 

他にあなたに言うことは、デビッド、豊かさの法則があります。それは「外側の世界はあなたの内側を反映して現れている」ということです。だから、あなたの世界があなたのマインドを反映させているなら、子ども時代の過去、過去世からの辛い経験、抑圧された感情、私は十分じゃないという思いが積み重なったものを反映させていることになります。飢餓、死、戦争・・・欠乏感をもつ機会ばかりです。けれども、これはすべてストーリーです。この瞬間とは何の関係もありません。

 

ということで、欠乏感の起源を明らかにしなさい。びっくりすることでしょう。

 

 

 

(会場の人たちとのしばしの沈黙の後で)

 

最後に、もう一つ。もし望んでいるだけの財政的豊かさを得られず、欠乏感と共に生きているなら、それは明らかにレッスンの一つです。あなたのスターティングポイントは欠乏です。あなたのエンディングポイントは豊かさなのでしょう。でも、スターティングポイントを否定するなら、豊かさというエンディングポイントに到達しません。

 

 

 

欠乏感が生じる度に意識に上らせます。ああ、「欠乏感」が出てきた。ああ、「私には十分でない」が出てきた。

 

 

 

あなたが愛されていないという問題を抱えているなら、愛の本質を発見するためにここにいて、手がかりを与えられているのでしょう。

 

批判されるという問題を抱えているなら、受容の本質を、判断を越えた本当のあなたを発見するためです。

 

 

 

例外はないのですよ、みなさん。すべてはあなたを目覚めさせるために起きています。

 

 

 

この瞬間から不満を言わないというのはどうですか?

 

(会場の人の手が上がる)

 

デビッドも賛成でしょう? 手を上げてくださいよ。ウェブキャストを見ていると思いますが。

 

 

 

 

 

(了)