5.今この瞬間の悲しみ

 

201631日のウェブキャストより。

 

 

質問者(男性):今この瞬間にあるときは、すべてが今この瞬間にあります。愛も悲しみも喜びも。そのあらゆるものにフォーカスするのですか? 悲しみがあるときには悲しみにフォーカスするのですか?

 

 

 

レナード:この瞬間に現れるすべてのものにです。悲しみが現れるなら、悲しみの感情が現在の感情です。でも、ここに落とし穴があります。悲しみはストーリーと共に現れるからです。悲しみがあるには理由があります。そしてそれは、プレゼンスの瞬間とは何の関係もありません。それは常に過去に関わっています。怒り、非難、批判、罪の意識も同様です。プレゼンスの瞬間とは何の関係もありません。しっかりとプレゼンスの状態にありながら、悲しみであれ、怒りであれ、非難であれ、何であれ、あなたを通してそのストーリーを表現するのを許す技を学ばねなりません。一方で、あなたがプレゼンスにあるという次元があり、そのストーリーと自分とは関係がないのだと、十分に目覚めていなければなりません。そうすれば、そのストーリーがあなたを通り抜けるのを許しても、まったく安全だと感じられます。内側で湧いてきた悲しみのエネルギーは、愛と受容のレベルで溶け去ります。

 

 

 

ストーリーに迷い込むことなく、感情と共にいられることがプレゼンスの美しさです。

 

 

 

ほとんどの人は感情が出てきて、感情がストーリーを連れてきて、そのストーリーに捕まって感情が話すストーリーを信じ込む。そして幻の中に迷い込む。なぜ幻かというと、それは今起きていることではないから。それは過去が現在に投影されたものです。そして私たちの今の瞬間を歪めるのです。

 

 

 

 

 

(了)