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大麻の解放は日本の解放

「安全」な原発と「悪い」大麻という洗脳

 

法廷にて被告人曰く

 

「ご飯が口から食べられるということは素敵なことなんです」。

 

 

 

その被告人は仲間うちに

 

「(最初に大麻を吸引した)その日、本当に久しぶりにぐっすりよく眠れたよ」

 

と言いました。

 

 

 

被告人とはフレンチレストランの総料理長、故・山本正光氏です。輸血が原因で末期癌患者となり、20167月までの「山本医療大麻裁判」で注目された方です。

 

                 写真:NPO法人医療大麻を考える会

 

しかし、山本氏は断じて被告人なんかじゃない。悪法が合法的なえん罪を生み出しさえしなければ。

 

そして「余命宣告から臨終まで、すごく凝縮した人生が再び始る。・・・・意識がしっかりしてコミュニケーションをとっていく中で、周りの人たちとの関係性を再構築していくことによって、濃密な臨終を迎えることができ・・・・人生の質を高めていく」ことができたはずなのです。悪法による人権侵害さえなければ。

 

もうやめよう嘘と隠しごと 健康大麻という考え方』

を読みました。

 

 

 『健康大という考方』

    (ヒカルランド)

 

中山康直(麻革命家)

 

長吉秀夫(ノンフィクション作家)

 

丸井英弘(弁護士)

 

の鼎談、講演記録

 

表紙には、「この国のメディア、医療業界、放送界、厚生労働省にとって《超不都合な科学的真実》を網羅した決定版!」と書かれています。本書を読むと、大麻の問題は、日本が抱えている社会問題の縮図だということがよく分かります。

 

 

 

良心に従って活動している方々の鼎談なので、内容に深みがあり、久しぶりに人格をもつ人たちの話を聞けたという感じがします。

 

 

 

お三方を簡単に紹介します。

 

 中山康直氏

(日本における麻の第一人者)

 

中学生のときに臨死体験をする。その間、他の星で1万年の人生を過ごして地球にもどる。その人生では、核に汚染された星を浄化するための植物を扱う仕事をしていた。青年時代にネパールでその植物「麻」と再会し、研究に乗り出す。

 

以来、歴史、文化、社会、科学、精神性など様々な方面から麻を掘り下げ、麻の啓蒙活動に努める。戦後初めて大麻取扱者免許を取得した人。

 

中山氏は2011年に大麻取締法で逮捕されます。メディア報道も警察の捜査も違法性のある悪質なものでした。中山氏のすごいところは、そんな扱いを受けても恨みや憎しみを持たなかったことです。逆に大麻の真実を知らしめる良い機会として、裁判を乗り切りました。

 

 

 

 長吉秀夫氏

(ノンフィクション作家。舞台制作者)

 

 

世界の大麻事情を熟知しており、

「医療大麻を考える会」のメンバー。

 

 「山本医療裁判」に寄り添う中で「健康な臨終を迎えるための大麻」というテーマと深く関わる。

 

 

秘密保護法案が通る前にと暴投気味に出した『ドラッグの品格』が、茨城県で有害図書に指定される。その理由と経緯を明らかにするよう公開請求したところ、黒塗りの資料が出されたため提訴した。裁判の中で明らかにされた議事録には「手に取りやすくて読みやすいから」「大麻がいい、いいと言われると、子どもに何と説明していいかわからない」という程度の発言が記録されていた。

 

 丸井英弘氏

(大麻裁判のベテラン弁護士)

 

 

環境保全と大麻に関する事件をメインにしている弁護士。

 

 

「リベラルアーツ」を教える国際基督教大学(ICU)で「自分の意見をもつ」ことの大切さを最初に教わった。しかし大学は授業料の値上げ問題などは学生の意見を聞かなかった。大学の態度に矛盾を感じ、悩む中で、本当に世の中に貢献する仕事として弁護士を選ぶ。弁護士法で、弁護士は人権と社会正義の擁護を目的とすると規定されていたからだ。

 

 

初めて担当した大麻事件で、原発問題と大麻問題がリンクしていることを知る。環境破壊の最たるものを「安全」とし、素晴らしく有益で貴重な植物を「悪」としてきた嘘を明確に指摘する。

 

 

 

大麻の話題ではありませんが、丸井氏のtwitterページで見つけた動画です。

 

【がん治療もガラパゴス】アメリカでは既に無意味といわれている治療をしている。

 

 

麻について重要なポイントをいくつかまとめますが、是非本書をお読みください。良い本です。

 

 

〇麻

 

 

アサ科アサ属の一年草。大麻草とも呼ばれる。

英名カンナビス、ヘンプ。

 

3ヵ月で2メートル、1年で57メートル伸びる。

 

 雌花        雄花      写真:Wikipedia

 

 

〇世界の大麻事情

 

 

アメリカ・・・・大麻は、連邦法では違法。州法では医療大麻の合法化が進んでいる。

 

医師からのライセンスをもらってディスペンサリー(大麻薬局)で買う。

 

 

 

ヨーロッパ・・・・大麻草を個人で使ったり、医療で使ったりしている。ほとんどの国には罰則がなく、合法化、非犯罪化されている。罰則があっても行政処分くらい。

 

 

 

ルイネットが世界各国の大麻事情を記事にしています。2010年以降、世界は解禁へ大きく動いています。

 

 

 

 

2016年前後の産業用ヘンプの生産面積(単位:ヘクタール)

カナダ

34000

アメリカ合衆国

3905

ドイツ

1501

フランス

14500

オランダ

2443

スペイン

300

イタリア

2300

ロシア

3800

中国

26800

日本

6

 

 

                                表:Wikipedia

 

 

 

 

〇伝統文化

 

日本では縄文の時代から麻に親しんできました。

 

 

 

麻の葉模様

 

魔除けの模様として産着、肌襦袢、腰巻きなどに使用されていた。

 

 

 

 

 

 

写真:三島市ホームページ掲載記事

 

 

 

 

      しめ縄            横綱の化粧回し

愛媛内宮神社(うちのみやじんじゃ)

精麻の注連縄と鈴緒

 

写真:通販ショップ|さぬきいんべ     写真: NPO法人医療大麻を考える会

 

 

茅葺屋根の下地

白川郷の茅葺屋根の下地に麻の茎(麻殻)がびっしり敷かれている。

麻の茎は多孔質で微生物のすみかとなっている。発酵に貢献する素材なのだ。

                               写真:Wikipedia

 

七味唐辛子に入っている麻の実

 

 

 

写真:Wikipedia

 

 

〇現代の用途

 

フォード社が1940年代に車体も燃料も麻を利用したヘンプカーをつくり出していたことは有名です。

 

今では飛行機も完成しています。

「2016420カナダで

ヘンプ・プレーンが飛びました。全長12メートル4人乗りのヘンプの飛行機です。
機体の75%が麻の茎から作られて、麻の燃料で飛びます」

             

        写真と文:アサノハ

 

 

 

 

【破格の経済効果】実はスゴい『大麻』の様々な利用法

 

では、麻の用途がわかりやすくまとめられています。麻を原料とする製品や新素材は環境にやさしく、効果にすぐれています。3ヵ月で2メートルも伸びる麻は太陽と地球がくれる無尽蔵の宝と言えましょう。

是非写真と太字だけでもご覧になってみてください。

 

 

 

〇医療大麻

 

大麻には大麻特有のカンナビノイドという薬効成分があります。何十種類もありますが、主要カンナビノイドで覚えておくべきものは

THCCBDCBNの三つです。

 

THC・・・・精神活性作用。ハイになる。

 

CBD・・・・THCの精神活性作用を抑える。

 

CBN・・・・免疫に効果がある。

 

もちろん他にも様々な役目があるし、研究中でもあります。

 

 

 

医療大麻の基本は、脳内カンナビノイド(内因性カンナビノイド、脳内マリファナ)の分泌バランスの崩れからくる体の不調を、体外からカンナビノイドを補給することで整えるというもの。

 

大麻は、多彩なカンナビノイド、テルペン、フラボノイドなどさまざまな化合物が相乗的に働くため、トータルメディスンとしての東洋医学的なアプローチがふさわしい。大事なことは、自然の大麻草全体から薬効成分を抽出することだが、儲けを狙った合成カンナビノイドの採用が懸念される。

 

 

 

小児てんかんの治癒でCBDオイルブーム

 

小児てんかんの女児(5歳、コロラド在住)にCBDを抽出したオイルを飲ませたところ、たちどころに治ったことでCBDオイルがブームとなる。

 

 

 

多発性硬化症

 

多発性硬化症の子どもたちにCBDオイルなどのカンナビノイドを投与すると、1300回以上起こっていた発作が止まる。

 

 

 

 

がん細胞には確実に効果があり、がん細胞を死滅させるという研究結果もある。

 

 

放射線治療、化学療法の吐き気を抑制

 

 

 

終末医療

 

疼痛緩和、食欲増進、安眠、自殺願望の消失

 

 

 

その他200以上の疾病に効くと言われており、近年では日本の現役医師でさえこんな本を出しています。

 

 

 

 

 医療大麻の真実 マリファナは難病を治す特効薬だった!

 

 

銀座東京クリニック院長 福田一典氏

 

 

 

 

 

〇大麻は危険か?

 

 私は、専門家がテレビ番組で

 

大麻はタバコや酒と比べ、ほとんど害が少ないのです

 

と発言し、番組出演者らが

 

「エー!」と驚いている場面を2回見たことがあります。

 

紅子の疑問。大麻は結局、麻薬なんでしょ?

 

に、それを裏付けるデータが出ています。

 

 

 

大麻の危険性を主張する人、安全性を主張する人、双方の主張が真っ向から対立しており、私には正しく判断できません。しかし、次の点は明らかになりました。

 

 

 

・合成カンナビノイドは危険ドラッグとほぼ同じである。一部の学者やメディアは、その事実を大麻草が危険ドラッグであるかのような印象を与えることに利用している。

 

 

 

超過剰摂取者のデータを用いて危険性を訴えるレポートがある。

 

 

 

大麻が違法であるため、大麻に手を出す人はアウトローな世界に引きずり込まれる可能性がある。

 

 

 

カリフォルニアの違法栽培業者によって大量の殺鼠剤と農薬を使用して育てられた大麻は、患者の命を脅かす存在になりつつある。

 

「汚れた大麻」が環境を破壊し、生命を脅かす──マリファナの合法化と禁止で揺れるアメリカの暗部

 

カンナビノイドの美しいクリスタル状の突起を破壊しないためにも、オーガニック栽培が必須なのです。

 

 

・法廷では検察官が、大麻の危険性を裏付ける資料を出さない。大麻の弊害を明らかにしない。規制の根拠を示さないため、正当な論理が成り立たない。

 

原発の事件もそうでした」(キャリア40数年の丸井弁護士)

 

 

 

〇変てこだらけの大麻取締法

 

 

大麻取締法の根拠は、①ポツダム命令であり、②立法事実と③目的規定のない欠陥法である。さらにそのポツダム命令は、ポツダム宣言に違反している。ポツダム宣言では占領の目的を、日本に民主主義を復活させることとしているからだ。つまり、人権の回復を目的にして占領したのに、人権侵害をやるような法律をつくったのだ。

 

 

ポツダム命令・・・ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令

 

立法事実・・・大麻草の弊害など、法律を制定するのに必要な社会的事実 

 

目的規定・・・大麻草を規制する目的

 

 

大麻は所持罪が適用され、吸引罪がない。だから尿検査で反応が出ても現物を所持していなければ逮捕されない。大麻が有害であるという大麻取締法の前提が崩れている法律なのだ。

 

 

自然な植物が部位によって規制されている。

花穂だめで種はオーケーという不自然ぶり。

種は発芽しないように処理される。

 

 

〇司法の崩壊

 

権者たる国民を逮捕しておきながら、警察も裁判官も逮捕の根拠、即ち大麻の弊害を明示できない。現在は司法関係者が裁判を通じて大麻の真実を学んだため、法廷内部では大麻は悪いものではないという認識になっている。被告人も「さん」づけで呼ばれている。

 

 

 

中山氏が被告人となった裁判では、副検事が中山氏を「麻の先生」と呼んでいました。中山氏が裁判官の良心に届けとばかりに陳述した最終弁論です。

 

 

「・・・・いまだに裁判官が大麻を麻薬だと思われているとしたら、致し方ありません。私の力不足です。死刑にしてください。もし裁判官が少しでも大麻への理解を深め、日本の社会に必要である植物資源、伝統作物であると思ったならば、過去の判例に左右されることなく、勇気を持って私を無罪にしてください」。

 

 

裁判官は1時間30分の判決時間の中で、わずか15分くらいの有罪判決を早口で読み上げ、逃げるように退廷しました。

 

 

 

 

〇立法府や所轄官庁の認識不足

 

 

「大麻って麻のことだったんですね」。

 

 

厚生労働大臣官房長(2013年頃)の発言だそうです。

 

ちなみに麻薬取締官、通称マトリは厚労省の管轄です。

 

所轄官庁でさえそんな有様なら、ましてや立法府においてをやです。

なんと、大麻取締法が改悪され、国外犯規定がついてしまったのです。つまり、海外で医療目的の大麻を手にした段階で形式的には国外犯となるのです。国民と情報のやり取りをしながらの国会議論をしないまま、そんな事態になっているのです。

 

 

 

〇既得権益と将来の利権

 

 

大麻取締法で日本国民を縛っておきながら、外国企業にはすでに13カンナビノイド医薬品関連特許を取得させています。(2016年現在)

それが意味することは、大麻の薬理成分の利用は公序良俗を害さないということです。「表向きに(御用学者が)医療大麻はないと言いながら、裏では国民の知らないうちに、医療大麻の利権の根回しがされているという実情が見えてきます」。

 

 

 

ただし、医療アロエとか医療ヨモギという言葉がないのと同じように、大麻は生薬として扱うべきだそうです。

 

本来は誰でも大麻を庭で栽培できて、疾患や病気を家の中で治せるのに、また高いお金をかけて病院に行って、入院させられて、医師の処方箋がないと大麻が使えないとなれば、今までと同じ・・・・」

 

 

 

だから、大麻の問題は国民主権の問題なのです。

 

「日本の本当の統治者は官僚ではなく、首相でもなく、国民一人ひとりである・・・・官僚や官邸に対して闘うことよりも、我々一人ひとりがもっと賢くならないと次が始まりません」。

 

「人権侵害を認めるこの欠陥法を廃止することこそが、日本が主権を取り戻し、平和な社会を実現する第一歩」なのです。

 

 

 

 

〇メディアや警察

 

 

本書では他にもメディアの情報操作や警察の違法捜査、虚偽報告書など、まだまだたくさんのことが具体的に明かされています。どのページも大切な内容となっています。

 

 

 

 

2011年に中山氏が大麻取締法で逮捕されたときの報道。

 

 

同時に逮捕された無関係のグループと結びつけて報道された。

 

このグループ自体も宗教サークルではなかったという。

警察が侵入後に見せた捜索令状に

中山氏の名前は記載されていなかった。

 

2016年相模原障害者施設殺傷事件。

 

 

山本医療大麻裁判の山本氏が

亡くなった翌日の事件。

 

 

上松容疑者が使用していたのは合成カンナビノイド、つまり脱法ハーブだった。

 

しかしマスコミはそれを報道しなかった。

 

 

19人が殺傷されたこの事件は不自然な点が多く、被害者の実名を公表しなかったことと相まってさまざまな憶測を呼んでいる。

 

 

 

 

〇結びに

 

 

大麻草に関する事実を大衆に発信している方が、丸井英弘弁護士に質問しました。

 

 

「取り上げ方として、この言葉だったらいいけれども、この言葉はちょっとやめたほうがいいとか、そういう大衆への発信について何かありますか」。

 

 

 

丸井弁護士の回答を抜粋します。

 

 

 

真実に基づいて話せばよろしいのではないでしょうか。

 

 

 

真実を言ったら処罰されるような社会だとすれば、どうしますか。やはり自分が生きるということが問われていますよね。だから、真実を言うだけの勇気も必要だと思います。

 

 

 

真実であるかどうかは自分の良心に聞いてみて、そして真実ならば勇気を持ってやっていく、それが人生ではないでしょうか。そうしないと奴隷になってしまいますよ。

 

 

 

健康大麻の基本は、本心良心に従って愛に生きるということでしょうね。誰に対しても優しくする。自分も太陽からの恵みで生きているわけですから、太陽にお返しし、大自然にお返しする。大自然の恩恵で生かされているんだから、そのお返しをする人生が本心良心だと、私は思っています。

 

 

 

この言葉通り丸井弁護士は、保身せざるを得ない裁判官にも優しく冗談を言える方です。

 

 

 

中山氏は、麻の解放とは地球人類の解放だと言います。

 

麻の解放は地球にとっても救いになると思います。

 

 

 

(了)

 

 

 

9月8日

彼らのメンタリティー①

に追記しました。

 

シャンティフーラの竹下雅敏氏によると、(竹下氏の言う)八咫烏は現在、神の側についているそうです。

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